みやざき地頭鶏
ぐんけい独自の旬のみやざき地頭鶏
清涼な空気と雄大な大地で育つ「みやざき地頭鶏」は、弾力のある肉質とじゅわ~っと口いっぱいに広がるうまみとコクが特長です。飼育期間は約5ヶ月と通常のブロイラーの3倍の期間をかけ、現在も親鶏は県が管理し、雛を供給するシステムをとっています。
ぐんけいでは、この『みやざき地頭鶏』を直営養鶏場で、林間放し飼いという独自の飼育法を採用し、こだわりのみやざき地頭鶏を実現しています。ぐんけいが所有する広大な養鶏場「ぐんけい農園」は、山の一部を買い取り、切り開いたみやざき地頭鶏のための大地です。
この雄大な大自然でじっくりと、手間暇かけて育てることで、最高の品質を得ることができます。
原種鶏(地頭鶏:じとっこ)
地頭鶏は宮崎県及び鹿児島県の旧島津領地において古くから飼育されていた日本在来種で、種の保存のため昭和18年に文部省から天然記念物に指定されています。
名前の由来として、江戸時代にこの鶏を飼育していた農家の人達が肉の極めておいしいことから島津藩の地頭職に献上しているうちに、何時となく地頭鶏と呼ぶようになったと言われています。
羽色は白色や黒色など5種類がおり体重は雄2.8kg、雌2.1kg前後です。脚は普通脚と短脚(3~4cm)がおり、短脚同士を交配しても3分の1は普通脚が出現します。
県畜産試験場川南支場では、発育が良い普通脚を改良増殖して、赤笹種で毛冠、顎髭の特長を備えたものをみやざき地頭鶏の原種鶏として利用しています。
また、短脚の地頭鶏は種の保存用として飼育されています。
みやざき地頭鶏ができるまで
特長
- 性質温順で飼い易く、また発育などが良いので経済的に富んでいます。
- 肉は適度な歯ごたえやコクがあり、食味性に優れています。
- 体脂肪が適度に付いています。
- 特定JAS規格に適合する宮崎の特産鶏です。
性能(雄:120日齢・雌:150日齢)
- 体重:雄4.2kg 雌3.3kg
- 育成率:雄雌91%
- 飼料要求率:雄雌3.54
- 正肉歩留り:雄38.0% 雌35.7%